輝光丸の水素航行実証は何が変わる?最新情報とCO2削減量

2026-11-05 04:44:18 イベント

水素だけを燃料に使うエンジンを載せた内航船「輝光丸」が、2026年9月25日、大阪湾で実証航行を行いました。約2時間で約33kmを進み、従来の化石燃料を使う場合と比べてCO₂排出を約1.2トン抑えた実績は、内航海運の脱炭素化に関心がある人にとって注目点です。

輝光丸の水素航行実証は何が変わる?最新情報とCO2削減量

輝光丸はいつ、どこを航行した?

実証航行が行われたのは2026年9月25日で、場所は大阪湾です。「輝光丸」は水素専焼エンジンを動力に使い、約2時間かけて約33kmを航行しました。総トン数は約4,500トンで、内航タンカーとして開発された船です。今回の航行は、水素エンジン搭載船の運航に向けた実証の一環として実施されました。

水素エンジンでCO₂はどれだけ減った?

今回の航行では、化石燃料を使用した場合と比較して、CO₂排出を約1.2トン削減したとされています。エンジンは水素を燃料として使い、パイロット着火方式を採用しています。発表されているのは今回の実証航行での削減量であり、別の航路や運航条件でも同じ削減効果が得られると示されたわけではありません。

開発したのはどの企業?今後の実証予定は?

開発を担ったのは、ゼロエミッション船プロジェクト内のコンソーシアムです。ヤンマーパワーソリューションが水素エンジンなどの関連機器を担当し、船主・運航者の上野トランステックが船の改造と、水素燃料に対応する船員教育を担いました。日本財団は2022年から、内航海運の脱炭素化を目指す同プロジェクトを推進しています。2024年4月には水素燃料電池を使う作業船「HANARIA」のゼロエミッション運航に成功しており、2026年度末までに残る2つのコンソーシアムと実証実験を行う予定です。

まとめ

・「輝光丸」は2026年9月25日に大阪湾で水素専焼エンジンによる実証航行を実施 ・航行実績は約2時間、約33km。化石燃料使用時との比較でCO₂を約1.2トン削減 ・開発ではヤンマーパワーソリューションが機器、上野トランステックが船の改造と船員教育を担当 ・プロジェクトは2026年度末までに、ほかの2コンソーシアムとの実証実験を予定 ・料金、購入、一般向け乗船の案内は発表内容に記載なし

編集者コメント

約33kmの航行とCO₂削減量が具体的に示されたことで、水素船の実証がどの段階まで進んでいるかを把握しやすい内容です。一方、今回の数値だけで日常運航時の効果や導入条件までは判断できないため、今後の実証結果とあわせて見る必要があります。

よくある質問

輝光丸の実証航行はいつ行われましたか?

2026年9月25日に大阪湾で行われました。水素専焼エンジンを使い、約2時間で約33kmを航行しています。

輝光丸の航行でCO₂はどれだけ削減されましたか?

発表によると、化石燃料を使った場合と比べて約1.2トンのCO₂排出を削減しました。この数値は今回の実証航行についてのものです。

今後の実証実験はいつまでに予定されていますか?

日本財団のプロジェクトでは、2026年度末までに残る2つのコンソーシアムと実証実験を行う予定です。