環境配慮ラベルの調査結果は?好感度と購入意欲を解説
環境に配慮したラベルの表示で好感度が上がる人は27.2%、購入意欲が高まる人は19.8%でした。一方、企業が環境への配慮を発信するなら包装やラベルの細部にもこだわるべき、という回答は51.8%に達しています。

環境配慮ラベルは買い物でどれくらい意識されている?
株式会社NEXER Groupと繁盛シール工房(ARC株式会社)が全国の男女500人に実施したアンケートでは、買い物の際にパッケージやラベルの環境配慮を「よく意識する」「ときどき意識する」と答えた人は計19.8%でした。「あまり意識しない」は37.8%、「まったく意識しない」は42.4%で、合計80.2%です。再生素材やプラスチック削減、エコマークなどの表示は、購入時に広く確認されているとは言いにくい結果です。
エコ素材のラベルで好感度や購入意欲は上がる?
環境配慮素材のラベルやシールを使っていると明記された商品について、好感度が「上がる」とした人は27.2%でした。「変わらない」は62.0%で、表示があっても印象に変化がない人が多数です。購入意欲が「高まる」と答えた人は19.8%にとどまり、「変わらない」は72.6%。好感度の上昇がそのまま購入につながるとは限りません。回答者からは、取り組みの内容がわかりにくいことや、価格・品質を重視する声も寄せられています。
企業の環境配慮はラベルの細部まで求められている?
企業や店舗が環境への取り組みを発信する場合、パッケージやラベルの素材にもこだわるべきと答えた人は51.8%でした。購入時に環境配慮を意識する人の割合を上回っており、日々の買い物で表示を見ない人でも、企業が環境への姿勢を示すなら一貫性を求める傾向が読み取れます。理由では「細部まで徹底すべき」が39.8%、「目に見える部分なので本気度が伝わる」が36.3%、「発信と実態が違うと信頼を失う」が27.8%でした。
環境にやさしいラベルなら追加料金を払う?
ラベルやシールに環境にやさしい素材を使うための追加費用を払ってもよいと答えた人は12.0%で、88.0%は「思わない」と回答しました。追加負担に前向きな理由には環境への参加意識などがある一方、否定的な回答では物価高や家計への負担、企業が費用を負担すべきという考えが挙がっています。環境配慮を進める際には、取り組みの説明だけでなく、消費者の負担とのバランスも判断材料になります。
まとめ
・買い物で包装やラベルの環境配慮を意識する人は19.8%。 ・エコ素材表示で好感度が上がる人は27.2%、購入意欲が高まる人は19.8%。 ・企業が環境配慮を発信するなら細部にもこだわるべき、との回答は51.8%。 ・追加費用を払ってもよい人は12.0%。調査結果は株式会社NEXER Groupと繁盛シール工房による全国男女500人のアンケートに基づきます。
編集者コメント
この調査では、環境配慮の表示だけで購入意欲が大きく動くというより、企業の発信と商品の実態が一致しているかが注目されています。商品を選ぶ側は、表示の有無だけでなく、具体的な配慮の内容と追加負担の有無を見比べると判断しやすそうです。
よくある質問
環境配慮ラベルで好感度は上がりますか?
調査では、環境配慮素材のラベルやシールを使っていると明記された商品について、好感度が上がると答えた人は27.2%でした。62.0%は「変わらない」と回答しています。
エコ素材のラベルで購入意欲は高まりますか?
購入意欲が高まると回答した人は19.8%で、「変わらない」は72.6%でした。表示だけでは購入判断が変わらない人が多い結果です。
環境にやさしいラベルのために追加料金を払う人は何%ですか?
追加費用を払ってもよいと答えた人は12.0%でした。調査では88.0%が追加費用を払わないと回答しています。