TESRAY OMNIの最新情報:生成AI展示で見えた検査の工夫
ロビットの外観検査AI「TESRAY OMNI」は、AIが不良品の画像データを作る機能や、iPadで扱える学習機能を備えています。2026年9月9日から11日に開かれた展示会では、機能紹介に加え、AI検査の投資対効果を扱うセミナーも実施されました。

TESRAY OMNIでは何ができる?
注目点は、実際の生産ラインでは集めにくい不良サンプルを、AIで生成する機能です。製造現場では、不良品の画像が十分にそろわず、検査AIの学習を進めにくい場合があります。ロビットは、このデータ不足に対する手段として「NG品生成機能」を紹介しました。サンプル数を最大70%削減できるとしていますが、削減の程度は製品や検査条件によって異なる可能性があるため、具体的な適用範囲は問い合わせ時に確認したいところです。
専門知識がなくても学習や調整はできる?
「かんたん学習機能」では、iPad上で不良箇所を指でなぞって学習データを扱います。ロビットは、専門知識を持たない現場担当者でもAIモデルの構築や改善を行えると説明しています。また、特許技術の「かんたん歩留まり調整機能」では、欠陥の種類ごとに判定レベルをLv.1〜4で設定可能です。トッピング用、加工用など出荷基準に合わせた設定をタッチ操作で切り替えられるため、用途に応じた判定を検討する際の確認ポイントになります。
展示会はいつ開催?セミナーでは何を扱った?
展示先は「ファクトリーイノベーション Week [秋] 2026」内の企画エリア「生成AI World」です。会期は2026年9月9日から11日まで、会場は幕張メッセのホール1〜3で、開催時間は各日10時から17時でした。9月10日には、ロビット社員が「現場を変革するAI自動検査:なぜ今だからこそうまくいくのか」をテーマに30分のセミナーを実施。AI検査の検討が進まない理由や投資対効果(ROI)などを取り上げ、会場は満席となり立ち見も出たと報告されています。
参加方法や料金、導入条件は分かる?
今回の会期は終了しているため、これから参加できる展示会として案内されているものではありません。プレスリリースには、入場料金や参加登録の手順、TESRAY OMNIの販売価格、対応プラットフォームについての記載もありません。製品の導入を検討する場合は、ロビットの製品情報を確認したうえで、必要なサンプル数や検査対象、運用方法を問い合わせて確認するのがよいでしょう。ブース後方では「TESRAY Sシリーズ」の自動化事例も紹介されており、用途に応じた製品相談につなげられます。
まとめ
・TESRAY OMNIは、不良画像の生成やiPadでの学習に対応する外観検査AI。 ・不良サンプル数を最大70%削減する機能を紹介。導入条件や適用範囲は個別に確認したい。 ・展示会は2026年9月9日〜11日に幕張メッセで開催済み。 ・価格、参加料金、対応プラットフォームは発表資料に記載なし。
編集者コメント
不良品の画像を集めにくい現場にとって、学習データをAIで補う考え方は、導入検討時の具体的な論点になりそうです。一方、最大70%の削減や操作性が自社の検査工程にどう当てはまるかは、対象製品や運用条件を示して確認することが重要です。
よくある質問
ファクトリーイノベーション Week [秋] 2026はいつ開催されましたか?
2026年9月9日から11日まで、幕張メッセのホール1〜3で開催されました。開催時間は各日10時から17時です。
TESRAY OMNIの価格や対応プラットフォームは公表されていますか?
今回の発表資料には、価格や対応プラットフォームの記載がありません。導入条件とあわせて、ロビットへ確認してください。
TESRAY OMNIのNG品生成機能では何ができますか?
AIが不良品のサンプル画像を生成し、教師データを集める負担を減らす機能です。ロビットは必要なサンプル数を最大70%削減できると説明しています。