FESコンテスト初の東京都大会、八王子で11月開催へ
中高生が金融や経済を学び、短い動画で伝える「第4回FESコンテスト®」で、東京都地区大会が初めて開かれます。表彰式の会場は八王子市。都内各地のワークショップを通じて生まれる作品が、次世代の金融教育を考える場へとつながります。

お金のテーマを動画にして学ぶコンテスト
一般社団法人日本金融教育支援機構が実施するFESコンテスト®は、中学生・高校生が金融や経済を調べ、自分なりに考えた内容を動画で表現する取り組みです。作品は小学生にも伝わることを意識した縦型動画で、長さは45~60秒。知識を身につけるだけでなく、学んだことを人に伝えるところまでを大切にしています。 扱うテーマは、お金にまつわる8つの働きです。使う、稼ぐ、納める、貯める、備える、贈る、借りる、増やすという切り口から題材を選び、参加者自身が調査や情報整理を行います。テーマを決め、他者と話し合い、伝える内容を選び、動画に仕上げる過程も審査で重視されます。探究学習にも通じる取り組みとして、金融知識と表現の両面から作品を評価する方針です。
初の東京都大会は八王子市で開催
東京都地区大会の表彰式は、2026年11月1日に東京都立多摩産業交流センター(東京たま未来メッセ)第2会議室で開催予定です。会場は八王子市明神町。大会では最優秀賞や東京都教育委員会賞のほか、「国際金融都市を目指す東京賞」などが設けられます。同賞は、杉並区でワークショップを続けてきた株式会社Community-Basedが設置します。 八王子市は大学が集まる学園都市であり、幅広い年代の学生が学ぶ地域特性があります。機構は市の「共創の窓口」に、世代を超えて学びがつながる金融教育モデルを提案。その取り組みが今年度の事業に採択され、八王子市でのワークショップ実施が決まりました。これをきっかけに地域との接点が生まれ、地区大会の表彰式も同市で行われることになりました。
都内7地域で応募に向けたワークショップ
地区大会に向けて、夏休みを中心に都内7地域で「FESコンテストへの道」と題した金融教育ワークショップが展開されています。中野区、杉並区、文京区、八王子市、千代田区、大田区、豊島区が開催地として挙げられています。金融教育のミニ講座やグループワークを経て、参加者は8つのテーマから動画の題材を選びます。 大学生や認定講師のサポートを受けながら、企画、撮影、編集に取り組み、コンテストへの応募を目指す内容です。大会では、学校教育や探究学習の視点を持つ宮本久也氏をはじめ、年金分野の担当者、株式会社Community-Basedの中園和博氏、機構の大学生運営委員長である小串香乃さんが審査に加わります。地区大会に応募した作品は全国大会にも自動的にエントリーされ、上位作品は全国大会の最終審査対象となります。
編集者コメント
金融を学ぶだけでなく、調べた内容を動画にまとめて次の世代へ伝える設計が、このコンテストの特徴です。八王子市での初開催が、学生や地域をつなぐ学びの場としてどのような作品を生むのか注目したいところです。
よくある質問
東京都地区大会はいつ、どこで開かれますか?
2026年11月1日に、東京都立多摩産業交流センター(東京たま未来メッセ)第2会議室で開催予定です。会場は東京都八王子市です。
コンテストではどのような作品を募集しますか?
中学生・高校生が金融や経済を調べ、45~60秒の縦型動画で表現する作品です。お金に関する8つのテーマから題材を選びます。
東京都地区大会の応募作品は全国大会にも参加できますか?
地区大会への応募作品は、自動的に全国大会にもエントリーされます。地区大会の上位作品は全国大会の最終審査対象となります。