BuddyBoardが三菱地所PMに導入、竣工前の図面確認を効率化
株式会社BuddyBoardは、図面ナレッジプラットフォーム「BuddyBoard」が三菱地所プロパティマネジメント株式会社に導入されたと発表しました。新築建物の竣工前に行う運営・管理の準備で、図面の閲覧や関係者との確認に活用されています。

建物が完成する前の運営計画を図面から検討
オフィスビルや商業施設の運営管理では、竣工図や設備図などを確認し、オーナーやテナント企業を含む関係者と情報をすり合わせる必要があります。新築施設では、建物がまだ完成していない段階から、竣工後の管理や運営を見越した準備を進めます。そのため、図面を確認し、変更点を適切に伝える作業が重要になります。今回の導入は、設計や建設の現場で利用されてきたBuddyBoardが、建物の運営管理、とりわけ完成前の業務で使われる事例です。
重いPDFやファイルの重複といった課題に対応
導入前には、容量の大きなPDF図面を開いたり画面上で移動したりする際の遅さが課題になっていました。また、クラウドストレージで複数人が同じ図面を編集すると、ファイルが複数できてしまい、どれが最新か分かりにくくなる懸念もあったといいます。BuddyBoardでは図面を取り込み、複数人が同じデータ上にリアルタイムで書き込みながら確認できます。ハッチングやコメントを図面上に加えられるほか、同時編集による重複データが発生しない仕組みで、最新版を共有しやすくします。編集者を把握しやすく、社外関係者との図面のやり取りにも役立つとしています。
計測や意見交換も図面上で実施
BuddyBoardには、面積や長さを測るツールも用意されています。正式な計測を行う前に、部屋の広さや通路幅などの目安をつかみ、適切さを確認する用途で活用されているとのことです。さらに、社外の関係者も図面上で意見を共有できるため、複数の立場から確認しながらプロジェクトを進行できます。会社は、こうしたやり取りが確認業務の効率や精度の向上につながっていると説明しています。なお、BuddyBoard AIでは、新旧図面の差分候補を見つける機能と、図面内の修正指示を読み取ってテキスト化する機能を、2026年7月からエンタープライズプラン向けにベータ版として提供しています。
編集者コメント
図面確認は、設計や建設だけでなく、施設の運営準備にも欠かせない業務です。複数人で同じ図面を見ながら測定や意見共有まで行える点が、今回の導入事例の見どころといえそうです。
よくある質問
BuddyBoardはどのようなサービスですか?
離れた場所にいる複数人が、同じ図面をリアルタイムに共有し、書き込みながら検討できるプラットフォームです。今回、三菱地所プロパティマネジメントの竣工前業務に導入されました。
今回の導入でどのような業務に使われていますか?
建物の運営・管理計画を準備する段階での図面確認に活用されています。PDF図面の閲覧、複数人による書き込み、面積や長さの確認、関係者との意見共有などが挙げられています。