BTCONJP 2026に崎村夏彦氏が登壇、AI時代のデジタル主権を語る
Business Technology Conference Japan 2026(BTCONJP 2026)で、崎村夏彦氏が基調講演を行うことが発表されました。AIによって人の能力や企業活動が変わる時代を背景に、Identityやデジタル主権、ビジネスのあり方を取り上げます。

AI時代に問われる「誰のための経済か」
講演タイトルは「誰のために動く経済か〜AIが生み出す『人間v.4.0』とIdentityが変えるビジネスと社会:企業の競争力を高め、人のデジタル主権を支えるビジネステクノロジー」。文字や印刷技術が人のあり方を変えてきたという見方を手がかりに、AIが社会や仕事にもたらす変化を考えます。AIの活用によって知的作業の負担が下がれば、これまで成立させにくかったサービスや事業にも可能性が広がります。一方で、技術を使って自らの力を広げる人と、AIの提案に判断を委ねる人との違いも生じうると説明されています。講演では、こうした変化を踏まえ、AIが人を理解したり本人の代わりに取引したりする場面で、Identityや行動の利益を誰が決めるのかを掘り下げる予定です。
Identityとデジタル主権から考える企業の役割
崎村氏は、デジタルアイデンティティやプライバシーに関する国際標準の策定に携わってきた人物です。OpenID ConnectやOAuth PKCE、ISO/IEC 29100のプライバシーフレームワークなどに関わり、著書『デジタルアイデンティティ』では、事業におけるIdentityの意味やプライバシー、個人の尊厳を扱っています。講演ではDigital Beingとデジタル主権の観点から、人と企業が自ら選択する余地を保ちながら、新しい価値をつくる方法を考察します。ビジネステクノロジーを担う人々が何を構想し、どのように形にするかが主題となりそうです。
11月27日・28日に開催、オンライン参加は無料
BTCONJP 2026は、一般社団法人日本ビジネステクノロジー協会が主催するイベントです。開催日は2026年11月27日と28日で、会場はLINEヤフー株式会社の本社。リアル会場とオンライン配信を組み合わせた形式で実施され、オンライン参加は無料、現地参加チケットは1,500円からとなっています。初日は11時から18時までで、懇親会は18時30分から21時まで。2日目は11時から19時までの予定です。申し込みはイベントポータルサイト「Tsumugi」から受け付けます。情シスの仕事や技術活用について学び、参加者同士で意見を交わす場を目指すイベントです。
編集者コメント
AIが便利さをもたらすだけでなく、誰が意思決定を担うのかという問いまで講演テーマに含まれている点が印象的です。情シスや事業に関わる人にとって、技術と人の選択権をあわせて考える機会になりそうです。
よくある質問
BTCONJP 2026はいつ開催されますか?
2026年11月27日と28日に開催されます。初日は11時から18時までで、懇親会は18時30分から21時まで、2日目は11時から19時までの予定です。
参加費はいくらですか?
オンライン参加は無料です。現地参加チケットは1,500円からで、イベントポータルサイト「Tsumugi」から申し込めます。