ソニー系がGSE2026に出展、DSAで電波活用の可能性を紹介
ソニーネットワークコミュニケーションズは、ディープテック領域の国際イベント「Global Startup EXPO 2026」にゴールドスポンサーとして参加します。Expo Daysでは、空いている周波数を活用するDSA技術をテーマにブースを設け、技術の仕組みや特徴を紹介する予定です。

大阪を舞台にディープテック分野の交流を促進
Global Startup EXPO 2026は、2026年10月5日から7日まで大阪府で開かれる国際イベントです。うめきたエリアを主会場とし、中之島クロスに加えて京都や兵庫などでも関連催事が行われます。主催はGSE2026実行委員会です。イベントでは、バイオ・ヘルスケア、AI・先端ロボット、フュージョンエネルギー、量子、半導体・通信、宇宙などを主なテーマとして扱います。国内外のスタートアップや投資家、事業会社、研究機関などが集まり、技術を社会で活用する方法や海外市場への展開を見据えた交流を目指します。2026年は、国家戦略に位置づけられた6領域を軸に、日本成長戦略本部が示す17の分野に関連したプログラムも実施されます。
DSAで周波数を状況に応じて割り当て
同社が展示するDSAは、ネットワーク内外の周波数に関する情報をデータベースでまとめ、空き状況に応じて利用する周波数をリアルタイムで割り当てる技術です。電波同士の干渉を抑えながら、限られた周波数を効率よく使うことを狙います。通信量が一か所に集中する状況を避け、安定した通信環境につなげる目的で、2025年12月から静岡県の清水港で本格導入されています。展示では、現場作業の遠隔化や自律化を支える無線通信において、DSAがどのように役立つかがテーマとなります。
無線エリアの設計や干渉対策にも活用
発表によると、DSAは5GやWi-Fi機器が利用する周波数を無駄なく使い、通信処理能力を大きく高めることを特徴としています。また、複雑な地形や道路の形に合わせた無線エリアの構築に対応し、周囲の環境が変化した際には無線設定を自動で調整します。隣接する通信エリアや別の事業者への電波漏れを防ぐ対策に加え、電波干渉の調整に関わる作業を効率化・自動化する点も挙げられています。同社は大阪府のスタートアップ促進事業で共同受託事業者を務め、イベントの企画・運営にも携わっています。通信事業やAI・DX分野での取り組み、ソニーグループ各社の資産と外部パートナーやスタートアップとの連携を通じ、新たな価値づくりを進める方針です。今回の出展では、こうした活動を国内外に伝え、共創につながる機会を探ります。

編集者コメント
通信が必要となる現場の遠隔化や自動化に対し、周波数の割り当てを柔軟にする技術がどのように貢献するのか、展示内容に注目したいところです。清水港での導入実績や、環境に合わせた無線設定の自動化について、会場でどのように紹介されるかも見どころです。
よくある質問
Global Startup EXPO 2026はいつ、どこで開催されますか?
2026年10月5日から7日まで大阪府で開催されます。うめきたエリアを中心に、中之島クロスや京都、兵庫などでも関連イベントが予定されています。
DSA技術では何を展示しますか?
周波数情報を管理し、空いている周波数を状況に応じて割り当てる技術をテーマに出展します。5GやWi-Fiの周波数活用、無線エリアの設計、電波干渉への対策などが特徴として紹介されています。