手配線を基板1枚に集約、ワンボードパネルを大阪で実機展示
M-Board株式会社は、2026年10月7日から9日までインテックス大阪で開かれる「第29回 ものづくり ワールド[大阪]」に初出展します。会場では、制御盤や操作盤の配線を基板にまとめる「ワンボードパネル」を実機で紹介し、従来の手配線との違いを展示します。

12点のスイッチで試算、配線作業を約4分に短縮
展示の中心となるワンボードパネルは、制御盤・操作盤にあるスイッチや表示灯などの配線を、基板1枚にまとめる製品です。M-Boardによると、スイッチ12点の制御盤を想定した試算では、従来約40分を要していた配線作業が約4分になるといいます。配線にかかる工数の削減率は最大90%とされていますが、これは同社の試算に基づく数値です。実際の効果は製品の仕様や構成によって変わるため、すべてのケースに当てはまるものではありません。大量のスイッチを扱う場合も、基板に配線をまとめることで作業時間を大幅に短くできる点を、会場で確認できる内容となっています。
手配線との比較に加え、操作部やリレーの構成も披露
ブースでは、従来の手配線を用いた製品と、配線を基板に集約した製品を並べて展示します。見比べることで、配線作業の負担を抑える仕組みだけでなく、配線ミスの低減や省スペース化につながる構成も確かめられるとのことです。スイッチを基板化した例に加え、表示器の電源やスイッチ周辺の入出力配線をまとめた製品も紹介されます。複雑になりやすい操作部の配線を、どのようにコンパクトに構成するかが見どころです。さらに、スイッチだけでなくリレーも基板に配置した製品を展示予定。スイッチとリレーを一枚の基板にまとめる構成を、実物を通じて確認できます。
設計から量産まで対応、ものづくり展に初参加
M-Board株式会社は大阪府豊中市に本社を置き、ワンボードパネルの設計・製作と、制御盤配線の基板化支援を手がけています。代表取締役の村上拓也氏は、前職で10年間、FA設備向けワンボードパネルの設計に携わり、100社以上の配線基板化を支援した経験を持つとしています。その知見を生かし、設計、試作、量産まで一貫して対応するのが同社の事業体制です。今回の出展では、こうした製品や構成を実機で紹介し、手配線と基板化の違いを来場者が比較できるようにします。展示会は2026年10月7日から9日まで、インテックス大阪で開催されます。
編集者コメント
配線工数の削減率だけでなく、手配線と基板化した製品を実物で比較できる点が展示のポイントです。スイッチや表示器、リレーを含む構成を見ながら、基板化による違いを確かめられる機会になりそうです。
よくある質問
展示会はいつ、どこで開催されますか?
2026年10月7日から9日まで、インテックス大阪で開催されます。M-Board株式会社は同展示会に初出展します。
ワンボードパネルでは、配線工数をどの程度削減できますか?
同社の試算では、スイッチ12点の制御盤を想定した場合、配線作業は約40分から約4分となり、工数を最大90%削減できるとしています。削減効果は製品の仕様や構成によって異なります。