フェルメール展で注目の真珠、本物か迷うジュエリーの査定ポイント
フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が大阪中之島美術館で公開されるのを受け、買取専門店「おもいお」が真珠の査定について紹介しました。名画の耳飾りも素材をめぐって見解が分かれており、手元の真珠も見た目だけで価値を決めなくてよいとしています。

名画の耳飾りも素材は一つに定まらず
《真珠の耳飾りの少女》は、17世紀の画家ヨハネス・フェルメールが1665年頃に描いた作品です。大阪中之島美術館での公開は2026年8月21日から9月27日まで。作品を所蔵するマウリッツハイス美術館は、耳飾りの真珠は本物と考えるには大きく、おそらく模造品だと説明しています。ガラスにニスを塗った飾り、あるいは画家の想像による表現だった可能性も挙げています。さらに2014年には、ライデン大学の天文学者ヴィンセント・イッケ氏が、光の反射が真珠らしくないとして、銀や磨いた錫の可能性を指摘しました。本物の真珠ではないという見方は共通していても、素材の判断は一致していません。
真珠の価値は大きさだけで決まらない
真珠に似せたガラスや樹脂などの飾りは、貝の中で育った真珠とは別に存在し、模造品は作品が描かれた17世紀にも作られていました。贈り物や家族から受け継いだ品では、購入場所や時期が分からないこともあります。おもいおは、真贋を自分で確かめてから持ち込む必要はなく、表面を削ったりこすったりするのも不要と案内しています。査定では宝石の種類や品質、状態を確認し、GIAのGraduate Gemologist(G.G.)ディプロマ取得者も在籍。GIAが示す評価要素には、大きさのほか、形、色、照り、表面の状態、真珠層の質があり、ネックレスなど複数の珠を使う品では珠の揃いも関わります。
付属品がなくても相談可能
鑑定書や鑑別書、購入時の箱が手元になくても、おもいおでは査定を受け付けています。付属品が残っている場合は、査定の参考として一緒に持参できます。来店前に目安を知りたい人は、公式LINEに写真を送って相談する方法もありますが、そこで伝えられる金額は概算で、正式な査定額は現物を確認した後に提示されます。査定料とキャンセル料は不要で、金額に納得できない場合は売却を断ることも可能です。店頭買取は銀座、築地、心斎橋で実施し、宅配買取と出張買取は全国に対応しています。
編集者コメント
名画の耳飾りをめぐる素材の議論は、見た目だけで真珠の価値を決めにくいことを伝える興味深い例です。手元の品に説明書類がなくても査定を受けられるという案内は、売却を迷っている人にとって相談のきっかけになりそうです。
よくある質問
鑑定書や鑑別書がなくても真珠を査定してもらえますか?
おもいおでは、鑑定書や鑑別書、購入時の箱がない品も査定を受け付けています。書類や付属品が残っている場合は、査定時に一緒に持参できます。
真珠の価値は大きさだけで決まりますか?
大きさは評価要素の一つですが、それだけではありません。形や色、照り、表面の状態、真珠層の質なども関わり、複数の珠を使う品では珠の揃いも確認されます。