逸翁美術館で小林一三の芸術愛に迫る企画展、2027年開催
逸翁美術館は2027年1月23日から3月28日まで、企画展「没後70年 小林一三のART愛 -著書に登場する文芸・美術作品」を開催します。小林一三の著作を手がかりに、人生や俳句、茶の湯に関わる作品を紹介する内容です。

著作を手がかりに、一三の歩みと芸術への関心を紹介
小林一三は、現在の阪急阪神東宝グループの創業者として知られ、数多くの書物を残しました。主な著作は後年に全7巻の『小林一三全集』としてまとめられており、本展ではそこから選んだ本を軸に、関連する文芸・美術作品を展示します。展示は三つの切り口で構成され、最初のテーマでは『逸翁自叙伝』などに登場する作品を通じて、一三の生涯をたどります。著書に記された内容と実際の作品をあわせて見ることで、文章の中に描かれた関心を具体的に感じられる機会となりそうです。
俳句と茶の湯、三つの視点で広がる展示
二つ目のテーマでは、一三が俳句に親しむようになり、その関心を深めていった過程を取り上げます。三つ目は、茶の湯を楽しんだ一三の視点から、その世界の広がりを紹介する構成です。人生、俳句、茶の湯という異なる角度から、著作と作品を行き来しながら鑑賞できます。会期は2027年1月23日から3月28日までで、会場は大阪府池田市の逸翁美術館です。開館時間は10時から17時まで、入館できるのは16時30分まで。休館日は月曜日ですが、1月25日と3月22日は開館し、翌日の1月26日と3月23日が休館となります。
鑑賞講座や呈茶も実施、観覧料と参加方法を確認
関連企画として、担当学芸員による鑑賞講座「小林一三の文章でたどる、生活の中の芸術」が2027年2月20日14時から15時30分まで開かれます。講師は阪急文化財団の上席学芸顧問、仙海義之さん。会場は館内のマグノリアホールで、定員は100名、参加は無料ですが展覧会の当日観覧券が必要です。申し込みは阪急文化財団の展覧会紹介ページにあるWebフォームから受け付け、満席後もキャンセルが発生した場合は再び申し込めます。館内の椅子式茶室「即心庵」では、会期中の日曜日に薄茶と和菓子を提供する呈茶席を設けます。各日6回、各席10名で、一服500円。チケットは当日10時から受付で販売され、事前予約はできません。観覧料は一般700円、学生(高校生以上)500円、中学生以下は無料です。各種割引・団体料金は一般500円、学生400円となっています。


編集者コメント
著作の記述を入口に、人生だけでなく俳句や茶の湯までたどれる点が本展の魅力です。鑑賞講座や呈茶も用意されているため、展示とあわせて小林一三の文化的な関心に触れられそうです。
よくある質問
展覧会の開催期間と会場は?
2027年1月23日から3月28日まで、逸翁美術館で開催されます。所在地は大阪府池田市栄本町12-27です。
鑑賞講座への申し込み方法は?
阪急文化財団の展覧会紹介ページ内にあるWebフォームから申し込めます。定員は100名で、満席後もキャンセルが出た場合は受付が再開されます。
呈茶席は予約できますか?
電話などでの予約はできません。開催日当日の10時から、美術館受付で各席のチケットが販売されます。