井上涼「ふたりのマチルダ」展が霧島アートの森で開催
鹿児島県霧島アートの森で、井上涼さんの個展「ふたりのマチルダ」が2026年10月3日から11月29日まで開かれます。初期作から2026年の新作までをたどる展示に加え、鹿児島を舞台にした新たな物語も披露されます。

作品の歩みと新作の物語を紹介
映像やイラスト、漫画などを手がける井上涼さん。自作の音楽やアニメーションも制作し、NHK Eテレの「びじゅチューン!」を作るアーティストとしても知られています。今回の展示では、活動初期の作品から2026年制作の《忍者も樹花鳥獣図屏風に入りたい》までを、年表とともに紹介。主な作品の原画に加え、動画共有サイトで見られる映像作品と見比べる楽しみも用意されています。さらに、過去作《忍者とおばけ美術館》の原画や、当時の展示風景を記録した映像も公開されます。同作は2018年に同館で行われた展覧会をきっかけに生まれた、館と井上さんのつながりを伝える作品です。
鹿児島での体験が新作につながる?
本展の中心となる新作《ふたりのマチルダ》では、《忍者とおばけ美術館》に登場するキャラクター「マチルダ」が、鹿児島を舞台に人との関わりをめぐる物語を紡ぎます。作品の背景を知る手がかりとして、井上さんが2026年5月に指宿市の自動車学校で免許合宿に参加した際の滞在メモも展示。新作の物語とどのようにつながるのか、展示で確かめられそうです。また、井上さんが描いたラッピングカーも会期中に登場予定。館内での展示のほか、トヨタカローラ鹿児島の店舗やイベント会場などにも出向く計画です。車両の展示開始日や出張予定は、同館や作家のウェブサイト・SNSで案内されます。
トークやミニコンサートも開催
関連企画として、10月4日には井上さん本人によるギャラリートークを実施。時間は11時と14時で、会場は展示室です。11月1日には野外広場でミニコンサートが開かれ、こちらも11時と14時の2回を予定しています。コンサートへの参加には、別途、常設展の入園料が必要です。会期中は関連グッズなどの販売も行われます。会場は鹿児島県霧島アートの森で、開園時間は9時から17時まで、入園は16時30分まで。月曜は休園ですが、祝日にあたる場合は翌日が休園となり、11月2日は臨時開園します。観覧料は500円で、幼児は無料です。


編集者コメント
原画や映像で作品の変化を追えるだけでなく、新作の背景にある鹿児島での体験にも触れられる構成が印象的です。トークやミニコンサートも予定されており、作品世界をさまざまな形で楽しめる展覧会となりそうです。
よくある質問
展覧会はいつ開催されますか?
会期は2026年10月3日から11月29日までです。月曜は休園で、祝日の場合は翌日が休園日となります。
観覧料と開園時間を教えてください。
観覧料は500円で、幼児は無料です。開園時間は9時から17時まで、入園は16時30分までです。