声で巨大ロボを操縦!Switch 2向けデモ『リカイアス』開発

ランド・ホーは、東芝のコミュニケーションAI「RECAIUS」を活用したNintendo Switch 2向けデモゲーム『音声操縦ロボ リカイアス』を開発しました。声で巨大ロボットを動かす本作は、CEDEC 2026の東芝ブースで実機展示され、同社はゲーム向け音声インターフェースの受託開発にも乗り出します。

音声操縦ロボ リカイアス

声がロボットの操作になる3Dアクション

『音声操縦ロボ リカイアス』は、プレイヤーの発声をロボットの行動につなげる3Dアクションゲームです。マイクに向かって「パンチ」「キック」「メテオプレス」などのコマンドを伝えると、巨大ロボットが反応し、ステージ内のビルといった物体を壊していきます。コントローラーのボタンではなく声を操作の軸に据えた仕組みが、本作の特徴です。搭載するのは、東芝の音声認識・音声合成ミドルウェア製品群「RECAIUS」のボイストリガーとToSpeak。Nintendo Switch 2の開発機で動くデモとして制作されました。

約1カ月で開発、CEDECで実機を披露

本作は、東芝がRECAIUSのゲーム分野での活用を検討するなかで、同社のリカイアスビジネス推進部と連携して企画・開発されました。ディレクター、プログラマー、デザイナー各1名の体制で、検証から納品までの期間は約1カ月。2026年7月22日から24日までパシフィコ横浜ノースで開かれたCEDEC 2026では、東芝ブースに実機が展示されました。発表によると、音声コマンドへの反応の速さと、ロボットが破壊アクションを行う爽快感が来場者の関心を集め、ゲーム開発者やパブリッシャーもブースを訪れたといいます。

音声入力をゲーム開発の選択肢に

ランド・ホーは今回の制作で得た知見を活かし、ゲーム向けの音声インターフェース受託開発ソリューションを本格展開します。音声認識や音声合成の導入を、企画の検討から試作、RECAIUSの実装、Switch 2実機での調整まで支援する方針です。活用例として挙げるのは、肉声でキャラクターとのやり取りを行う演出や、声でメニューを呼び出す補助操作など。チーム型オンラインゲームでは、発した声を認識し、別の音声や言語で合成して伝える仕組みも企画・実装の対象としています。同社は『ダービースタリオン2』でToSpeakを使用した実績にも触れており、ゲームにおける音声技術の導入支援につなげます。

音声操縦ロボ リカイアス 画像2

音声操縦ロボ リカイアス 画像3

編集者コメント

声を出すこと自体がロボット操作になる仕組みは、音声入力をゲームプレイの中心に置く試みとして目を引きます。CEDECでのデモを足がかりに、音声認識や合成がどのようなゲーム体験へ広がるのか、今後の展開にも注目です。

よくある質問

『音声操縦ロボ リカイアス』はどんなゲームですか?

音声コマンドで巨大ロボットを動かし、ステージ上の物体を破壊する3Dアクションゲームです。Nintendo Switch 2の開発機で動作するデモとして開発されました。

ゲームにはどの音声技術が使われていますか?

東芝のコミュニケーションAI「RECAIUS」を構成する音声ミドルウェアを採用しています。発表では、ボイストリガーとToSpeakが搭載技術として挙げられています。