NTTドコモビジネスのGPUaaS、1基からAI開発を始められる
NTTドコモビジネス株式会社は、GPUリソースとAI開発向けの機能を組み合わせたクラウドサービス「GPUaaS」の提供を開始します。小規模な検証から本格的な運用まで利用規模を調整でき、国内でのデータ管理を重視するAI活用も支援します。

GPUを1基から使い始め、検証から運用へ
GPUaaSでは、利用者がGPUを購入して保有するのではなく、クラウド上のリソースを1基単位で利用できます。初期投資を抑えながら小規模な検証に着手し、必要に応じて利用を広げられるため、短期間のPoCにも適用可能です。検証後に規模を拡大する際は、利用者が専有するGPU環境を組み合わせる方法も用意されています。GPUの調達や環境構築にかかる負担を抑えながら、試験段階から実運用までつなげやすい設計です。
開発環境やモデル管理をブラウザーから利用
GPUの割り当てや稼働状況の確認に加え、学習処理の実行と履歴の追跡、データセットやモデルの管理をWebブラウザーから行えます。JupyterLabやVisual Studio Codeを使った開発環境も利用でき、利用者が個別に環境を整える手間を減らせます。AIモデルの開発・学習・推論に加えて、検証の記録を扱える点も特徴です。AI開発企業や製造業、創薬関連企業、大学・研究機関のほか、社内業務やデータ基盤でAIを活用したい企業などを想定しています。
専有GPUとの連携と国内データ管理を支援
サービスのGPUと利用者専有のGPUを組み合わせる構成にも対応し、両方の環境を共通の管理機能から扱えます。離れた場所にあるGPU同士は、同社のネットワークサービスなどを使って接続し、大容量データの連携や低遅延での利用を目指せます。また、閉域網を介した接続や、同社のクラウド・サーバー関連サービスとの組み合わせにより、AI処理から業務システムとの連携、データの保管まで国内で実施できる構成を支援します。データの所在や扱いを重視する企業向けに、ソブリンAIの実現を後押しする方針です。提供開始日は2026年9月30日。申し込みは同社の営業担当への問い合わせで受け付けます。

編集者コメント
GPUを1基から利用できるため、まず小さく試してから専有環境を含む構成へ移る選択肢があるのは、導入規模を検討する企業にとって注目点です。開発ツールやデータ管理、国内での保管をまとめて扱える点も、AI活用の基盤を整える際の判断材料になりそうです。
よくある質問
GPUaaSはいつ提供開始ですか?
提供開始日は2026年9月30日です。申し込みについては、NTTドコモビジネスの営業担当への問い合わせが案内されています。
GPUは何基から利用できますか?
GPUリソースは1基単位で利用できます。小規模な検証から始め、必要に応じて専有GPU環境を組み合わせる構成にも対応します。