足立紳監督の新作映画、セブで便座を売る一攫千金旅へ

2026-10-07 02:47:00 エンタメ

足立紳監督による日本・フィリピン合作映画『Flush It Away!(仮)』の製作が決定しました。人生に行き詰まった映画監督と俳優仲間が、12歳の息子を連れてセブで日本製のシャワー付き便座を売ろうとするロードムービーです。

足立紳監督の新作映画、セブで便座を売る一攫千金旅へ

便座を売って映画資金を稼ぐ旅が始まる

主人公は、離婚を機に先の見えない状況に陥った映画監督のキタノと、仕事が途切れがちな俳優で親友のオオサワ。自主映画を作る資金を得ようと、「日本製のシャワー付き便座をセブで販売すれば利益が出る」という話に乗り、キタノの12歳の息子タロウとともにフィリピンへ向かいます。ところが、現地での商売は思惑どおりには進みません。見通しの甘い計画から始まった旅が、父と子の関係や友人同士の絆、夢と現実をめぐる物語へと広がっていきます。ユーモアを交えながら、心に痛みを残す題材も扱う作品を目指すといいます。

足立紳監督にとって初の海外共同製作

監督と脚本を担当する足立紳は、映画『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』などにも携わってきました。本作の脚本は足立と山口智之が共同で手がけます。足立にとって、海外の映画人と一緒に作品を製作するのは初めて。企画の出発点には、うまくいっていない男性が外国で便座を売り、一攫千金を狙う姿を思い描いたことがあるそうです。準備のためにセブを訪れる中で、人々との距離の近さや街の空気に魅力を感じたと語り、楽しく見られる作品の奥に、少し痛みを伴うテーマも織り込みたいとしています。

両国の節目に、2026年11月から撮影予定

製作には日本のIhr HERz Inc.とフィリピンのThis Side Up Inc.が参加。2026年は両国の国交正常化から70周年にあたり、日本とフィリピン双方のキャストやスタッフが加わる国際共同製作となります。撮影は2026年11月に始める予定で、日本とフィリピンのセブが主な撮影地です。主要キャストは、キタノ役のカトウシンスケ、オオサワ役の古山憲太郎、タロウ役の嶋田鉄太。製作発表会は2026年9月13日にセブのQQEnglishで開かれ、足立監督らが作品の背景や撮影計画を紹介しました。完成は2027年春から初夏を予定し、2028年の国内外公開を目指しています。

足立紳監督の新作映画、セブで便座を売る一攫千金旅へ 画像2

足立紳監督の新作映画、セブで便座を売る一攫千金旅へ 画像3

編集者コメント

便座を売るという一風変わった計画を入口に、父と息子、友人、夢と現実を描く設定が気になります。セブの街を舞台に、足立紳監督がどんな旅の物語を紡ぐのか、撮影と公開に向けた続報にも注目です。

よくある質問

『Flush It Away!(仮)』はどんな作品ですか?

人生に行き詰まった映画監督と俳優の友人が、監督の12歳の息子を連れてセブへ渡り、日本製のシャワー付き便座を売ろうとするロードムービーです。父と子や友情、夢と現実が描かれます。

撮影と公開はいつの予定ですか?

撮影は2026年11月に日本とフィリピン・セブで始める予定です。2027年春から初夏の完成、2028年の国内外公開を目指しています。