有意義な出費にも罪悪感?調査で見えた家計不安と支出の傾向
自分にとって価値のある支出なのに、使ったあとで気がかりになることはありませんか。NilCraftが全国の20~59歳の男女609名に実施した調査では、約7割が有意義な出費にも罪悪感を覚えると回答しました。

有意義な支出でも、約7割が罪悪感
調査では、暮らしに欠かせないものではなくても、自分に意味があると感じる出費について質問。「よく感じる」とした人は24.2%、「たまに感じる」は47.1%で、合わせると71.3%に達しました。反対に、あまり、またはまったく気にならないと答えた人は27.8%です。使い道に納得していても、ためらいや引っかかりを覚える人が少なくない様子がうかがえます。年代別では20代の合計が79.4%で、内訳のうち「よく感じる」は33.5%。30代は72.8%、40代は70.5%、50代は65.3%となり、若い年代ほど罪悪感を持つ割合が高い結果でした。なお、調査の集計には総務省の人口推計に基づく年代・性別の構成比による補正が行われています。
気がかりになりやすいのはカフェ・外食代
罪悪感があると答えた人に、どんな支出で感じやすいかを尋ねたところ、最多は少しぜいたくなランチなどのカフェ・外食代で59.2%でした。次いで服や靴、バッグなどのファッション関連が47.1%、推し活やゲーム、旅行を含む趣味・娯楽費が38.2%となっています。一方、書籍や資格学習、セミナーなどの自己投資は5.3%でした。自分の楽しみを満たす出費と、学びにつながる支出とでは、後ろめたさの感じやすさに差があるようです。ただし、この結果だけから各支出への評価や理由を一律に決めることはできません。
背景には貯蓄と家計への心配も
罪悪感を抱く最大の理由では、「先々に備えて貯蓄を優先したい」が33.4%、「収入や家計の現状に不安がある」が32.6%と、ほぼ並びました。「使ったあとにやりくりで困らないか心配」という回答も17.1%あります。気持ちの問題だけでなく、将来に備えたい思いや日々の家計状況が、支出をためらう背景にあることが見えてきます。また、お金の管理で大変なこととしては、記録や計算の手間が27.0%で最多。支出や残額を確認するのがつらいという人は25.1%、記録や確認を続ける難しさを挙げた人は22.6%でした。調査を行ったのは、家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」を運営するNilCraftです。


編集者コメント
有意義な出費への罪悪感には、将来の備えや現在の家計といった現実的な心配が関わっていることが、今回の調査からうかがえます。管理の手間だけでなく、数字を見る心理的な負担も挙げられており、お金との向き合い方を考えるきっかけになりそうです。
よくある質問
有意義な出費に罪悪感を感じる人はどのくらいですか?
調査対象全体の71.3%が「よく感じる」または「たまに感じる」と回答しました。内訳は、よく感じる人が24.2%、たまに感じる人が47.1%です。
罪悪感を抱きやすい支出は何ですか?
最多はご褒美のカフェ・外食代で59.2%でした。ファッション・衣類代が47.1%、趣味・娯楽費が38.2%と続いています。
調査を実施した会社と対象者を教えてください。
家計管理アプリ「お小遣い帳 ポケマネ」を運営する株式会社NilCraftが実施しました。対象は全国の20~59歳の男女609名で、インターネット調査です。