149言語で電話を通訳する「tel-trans」がAndroidで世界展開
株式会社C&Tは、AI通訳電話サービス「tel-trans」をAndroidアプリストアで世界向けに提供開始しました。149言語の通訳に対応し、Googleマップで見つけた施設への電話を、母国語で行えるサービスです。

地図で施設を探したら、そのまま通話へ
旅行先で病院やホテルに連絡したいとき、相手の言語が分からず電話をためらうことがあります。「tel-trans」は、外国人旅行者や海外出張者、在留外国人などが、母国語を使って各地の施設や店舗へ電話するためのサービスです。日本語と英語の組み合わせに限らず、149言語間の通話をAIがリアルタイムで通訳します。 Googleマップで目的の施設を検索した後、共有機能を使って発信できるのも特徴です。ホテルや病院、飲食店、自治体、観光施設など、地図上で見つけた相手に問い合わせる流れをスムーズにします。旅行中の予約や受診相談、レストランへの連絡のほか、タクシー会社や観光案内所への相談、海外企業との通話、在日外国人の日常利用も想定されています。
WebRTCを活用、データSIMからの通話にも対応
専用アプリを利用しつつ、WebRTC技術を通じて電話回線へ接続する仕組みを採用しています。そのため、データSIMだけを使う海外旅行者も音声通話を利用できます。データ通信はできても音声通話が使えないケースがあり、緊急時や施設への問い合わせに困ることがあるという課題を背景に、同社が開発しました。 サービスには、日本特許第7816905号を活用した独自技術を用いています。AIによる通訳、WebRTCを使った電話、電話番号と言語情報の連携、ブラウザ言語の自動認識などを組み合わせ、操作の手順を簡潔にする構成です。提供OSはAndroidで、利用はアプリストアからダウンロードして行います。提供地域は世界とされ、対応国は順次拡大する予定です。
初回は1分無料、関連サービスも展開予定
料金は初回の1分が無料で、その後はAI通訳と通話料を含めて1分あたり1米ドルです。10分、30分、60分の各パックも、今後提供される予定となっています。株式会社C&Tは2026年7月の提供開始を掲げ、言葉の壁をなくすことを目指すとしています。 今後は、店舗や施設向けの「tel-trans QR」、緊急通報を支援する「tel-trans SOS」、観光DXを扱う「tel-trans MAP」や「UniTrans」シリーズも順次世界展開する計画です。医療、観光、宿泊、交通インフラ、自治体、防災の各分野への導入を進め、多言語コミュニケーションの基盤として普及を目指します。
編集者コメント
地図で施設を探す行動から電話につなげられる点は、旅行中の問い合わせを想像しやすい設計です。初回無料分や分単位の料金、今後予定される通話パックも、利用前に確認しておきたいポイントといえそうです。
よくある質問
tel-transは何言語に対応していますか?
149言語に対応し、言語の異なる組み合わせでAIがリアルタイムに通訳します。
利用料金はいくらですか?
初回は1分無料で、その後は通訳と通話料を含めて1分1米ドルです。10分、30分、60分のパックも順次提供予定です。
どの端末で利用できますか?
対応OSはAndroidです。アプリストアからダウンロードして利用します。