着方で東京から古代ギリシャへ変わる服、ロンドンで金賞
ファッションブランド「MICHAIL GKINIS AOYAMA」のコートストールが、London Design Awards 2026のConceptual Design - Fashion部門でGold Winnerに選ばれました。着る向きや巻き方でシルエットが変わるデザインを、伊勢丹新宿店のポップアップで体験できます。

着る方向でシルエットが移り変わる
受賞作は「Coat Stole 2026 Edition: A Time-Transcending Garment」。一着の形を決めつけず、身に着ける人が着方を選べる点がデザインの軸です。縦向きに着ると現代的で直線的な印象になり、横向きでは布の優雅なドレープを生かした古代ギリシャ風の装いを思わせます。さらに巻き方を変えれば、また違ったスタイルに。東京と古代ギリシャ、そして未来を連想させる表現を、一枚の服の中に重ねています。
日本の素材と異文化の視点を融合
ブランドを手がけるのは、ギリシャ出身のデザイナー、ミハイル ギニス。ロンドンでファッションを学んだ後、東京を拠点に活動しています。日本の素材や職人の技を土台に、異なる文化で培った感性を加え、素材の質感を生かしながら新しい服の形を探っています。伝統的な装いをそのまま再現するのではなく、現代の東京を思わせるシャープさや、古代ギリシャを想起させる布の流れを組み合わせるのが特徴です。
金賞の世界観を伊勢丹新宿店で体験
受賞コンセプトを感じられるアイテムは、2026年9月23日から10月6日まで、伊勢丹新宿店の本館1階「雑貨/イセタンリーフ」に登場します。会場では、服の向きや留め方、巻き方によって印象が変わるアイテムを、手に取って試すことができます。代表作の「COAT STOLE」は、5つのファスナーを使ってコートやブルゾン、ジレ、ストールなどに形を変えられる一着。ほかに「PLAIN CORNICE STOLE」や「ANGEL STOLE」も展開予定です。
服選びに、着る人の発想を加える
このブランドが掲げるのは、服を着る人自身がスタイルづくりに加わるという考え方です。着方によって輪郭が変わり、それに合わせて自分の見え方や気分にも変化が生まれることを目指しています。ポップアップでは、アイテムを選ぶだけでなく、身に着け方を試しながら自分なりの表現を探せるのもポイント。受賞したデザインの考え方を、実物を通じて確かめる機会となりそうです。


編集者コメント
着る向きや巻き方を工夫することで、一着から複数の表情を引き出す発想が印象的です。伊勢丹新宿店では実際に試着できるため、写真だけでは伝わりにくい着方の変化も確かめられそうです。
よくある質問
ポップアップはいつ、どこで開催されますか?
2026年9月23日から10月6日まで、伊勢丹新宿店の本館1階「雑貨/イセタンリーフ」で開催されます。
会場ではどのようなアイテムを見られますか?
コートやブルゾンなどに形を変えられる「COAT STOLE」のほか、「PLAIN CORNICE STOLE」や「ANGEL STOLE」などが展開されます。着方を変えたときの印象も体験できます。