血圧と食事の記録を連携、オムロンが高血圧管理を調査
オムロン ヘルスケアは8月17日から、健康管理アプリ「OMRON Connect」と食事管理アプリ「カロミル」の利用者を対象に、血圧と食事に関するモニター調査を始めます。約300人が約4週間にわたって記録を続け、数値の変化だけでなく、健康管理への意識や行動も調べます。

毎日の記録から血圧と食事の関係を調査
調査では、家庭で測った血圧をOMRON Connectに、食べたものをカロミルに記録します。両アプリのデータを組み合わせ、血圧値の平均やばらつき、ナトリウムとカリウムの摂取バランスなどを分析する計画です。記録の開始前後や実施期間中にはアンケートも行い、血圧や食事の管理に対する考え方、日々の行動に変化があったかを確認します。データを継続して記録し、活用することが管理にどう結びつくのかを検証する取り組みです。
対象は20~69歳、実施期間は約4週間
参加対象は、オムロンコネクトで血圧計を登録している人、カロミルを利用し血圧計も登録している人、またはカロミル利用者で血圧管理に関心がある人です。年齢は20歳から69歳までで、性別は問いません。期間中は毎日の血圧測定とアプリへの記録、食事内容の入力に取り組みます。調査ではナトリウムやカリウムの摂取量に加えて、血圧測定の頻度、記録の継続状況、自分で健康を管理する意識なども調べる予定です。
食事データを高血圧対策に生かせるか
発表資料では、日本の高血圧人口は4,300万人とされ、そのうち3分の1は血圧を適切な範囲に保てていないと説明されています。高血圧は脳卒中や心疾患などにつながる循環器疾患のリスク要因の一つであり、日常的な測定と、減塩や栄養バランスを意識した食事が大切だとしています。また、食塩に含まれるナトリウムと、野菜や果物などに多いカリウムの比率も注目されています。オムロン ヘルスケアは、2026年6月にグループに加わったライフログテクノロジーとの連携を強め、今回の調査を食事データ活用の有用性や行動変化の把握につなげる考えです。


編集者コメント
血圧の数値だけでなく、食事の記録や本人の意識・行動まで調査対象に含めている点が特徴です。結果を通じて、日々の記録が高血圧管理にどう役立つのかが明らかになるか注目されます。
よくある質問
モニター調査では何を記録しますか?
期間中、OMRON Connectで毎日の血圧を測定・記録し、カロミルで食事内容を入力します。開始前後や期間中には、意識や行動に関するアンケートも実施します。
調査の対象者と期間は?
対象は20歳から69歳までの男女で、記載されたアプリ利用や血圧計登録などの条件に該当する人です。調査期間は約4週間です。