推し活で「毎日が楽しい」約8割、タニタ調査で心身への変化が明らかに
タニタは、推しのいる15歳から69歳の男女1000人を対象に、推し活に関する調査を実施しました。回答者の約8割が「生きることが楽しくなった」と感じたほか、健康や身だしなみ、仕事への意欲にも変化が見られています。

アイドルを応援する人が最多。楽しみ方も多彩に
推しのジャンルを尋ねた設問では、アイドルが26.3%でトップとなり、ミュージシャンが18.1%、アニメ・漫画のキャラクターが14.1%と続きました。10代と20代の女性ではアイドルを挙げた割合がとりわけ高く、それぞれ42.2%、47.0%に達しています。アイドルを推す人の活動内容を見ると、出演作の鑑賞やSNSのフォロー、グッズ購入などがよく挙がりました。ファンクラブへの加入やライブ・イベントへの参加、誕生日を祝うことも全体より目立ち、作品や品物を楽しむだけでなく、推しと特別な時間を共有するような応援スタイルもうかがえます。
気分や健康、外出にも広がる推し活の影響
推し活を始めてからの心の変化では、「生きることが楽しくなった」とする回答が77.5%に上りました。推しを見ることで気分の落ち込みが和らぐという回答は75.7%、日々の生活が充実したという回答は73.3%です。調査で尋ねた精神面の項目は、いずれも半数以上が変化を感じたとしています。身体面では健康を意識するようになった人が43.4%で最多となり、ダイエットを始めた人は26.6%、体が引き締まったと感じる人は25.6%。健康診断の気になる数値がよくなったとの回答も20.8%ありました。身だしなみやおしゃれへの意識が変わった人は49.3%、外出が増えた人は47.4%で、人との会話が増えた人も43.4%となっています。若い年代では外見や外出に関する変化がより多く見られました。
職場の推し活制度、仕事の意欲にもつながる可能性
現在働いている回答者には、職場で推し活を支える制度が設けられた場合の仕事への意欲についても質問しました。勤務時間を調整できる仕組みで意欲が上がるとした人は53.5%、推し活のための休暇では59.3%、活動費の補助では62.0%となり、いずれも半数を超えています。休暇については女性が64.5%、男性が55.1%で、女性のほうが高い結果でした。自由回答では、推しの人柄や仲間を思いやる姿、努力を続ける様子に心を動かされたという声も紹介されています。推しの活躍を思い出して仕事を乗り切ったり、推しに刺激を受けて勉強を頑張ったりした例もあり、応援する気持ちが日常の支えになる様子が伝わります。タニタは、IPと協力した計測機器の展開にも取り組み、「好き」を健康づくりのきっかけにする考えを示しています。


編集者コメント
推し活は応援する対象を楽しむだけでなく、気持ちや行動にも影響していることが調査結果からうかがえます。健康づくりや職場の制度との接点が、今後どのように広がるのかも気になるところです。
よくある質問
推し活を始めて「生きることが楽しくなった」と答えた人はどのくらいですか?
調査では、回答者の77.5%が「生きることが楽しくなった」と答えました。また、75.7%が推しを見ることで気分の落ち込みが和らいだと回答しています。
職場の推し活制度は仕事への意欲につながりますか?
働いている回答者のうち、推し活のための休暇で意欲が上がるとした人は59.3%、活動費の補助では62.0%でした。勤務時間を調整できる仕組みについても、53.5%が意欲の向上を回答しています。